妊娠と便秘の関係
妊娠中には便秘に悩まされることも多くなります。
とくに妊娠6ヵ月以降になると便秘に悩まされやすくなると言われています。それにはいくつかの原因が指摘されています。まず胎児の成長による腸への圧迫。胎児の成長に合わせて子宮が大きくなることで内臓が圧迫されるようになります。そのため大腸の働きが鈍ってしまうのです。それからホルモンの影響。妊娠中に分泌が増加する黄体ホルモンは子宮の収縮を抑制する働きがあるのですが、同時に大腸の働きも抑制してしまうのです。その結果便秘がもたらされてしまうのです。
妊娠中の便秘は日常生活にも原因はあります。食事と運動不足です。食欲に任せて食べすぎてしまい、急激に体重が増えること、あるいは逆に必要な栄養分の不足も原因として挙げられます。食物繊維といった栄養分を意識して摂取すると効果的です。
それから運動不足。妊娠後期になるとどうしても体を動かしにくくなります。体が重くて面倒くさくなったり、赤ちゃんへの影響が気になったり。運動不足は便秘の大きな原因となりますから、マタニティ体操やスイミング、あるいは散歩など適度な運動を心がけることが不可欠となります。
お腹の赤ちゃんのことを考えると無理に便を出そうといきむこともなかなかできないもの。それだけにスムーズに便が出るよう胃腸の働きを正常にしておくことが重要になってきます。体重管理と食生活のバランス、そして適度な運動はしっかりと行い、健康的な状態を維持するようにしたいものです。